過去記事検索、表記ゆれに対応
新聞社が提供する過去記事検索サービスで、表記ゆれに対応した新たな検索機能の導入が進んでいる。
人名や団体名、地名などは、漢字表記やひらがな、カタカナ、略称など複数の表記が使われることがあり、従来の検索では目的の記事にたどり着きにくい場合があった。
新機能では、同一人物や同一団体を指す複数の表記を関連付けることで、利用者が入力した語句と異なる表記の記事も検索結果に表示されるようになる。
例えば、旧字体と新字体、会社名の正式名称と略称、地域名の変更前後の表記などにも対応し、過去に掲載された記事の発見性を高める狙いがある。
新聞社の担当者は「長年蓄積してきた記事データを、より正確に、より使いやすく提供するための取り組みだ」と話している。
報道機関が保有する記事アーカイブは、調査研究や地域史の確認、過去の出来事の検証などに活用されている。検索精度の向上により、利用者が必要な情報へより円滑にアクセスできることが期待される。
同社では今後も、利用状況を踏まえながら検索機能の改善を続け、デジタルアーカイブの利便性向上を図る方針だ。